急に嫌なことを思い出したときの対処法
「急に嫌なことを思い出して動けなくなることってありますか。もうどうすればいいかわかりません。わすれたいのに。」
というメッセージをいただきました。
私もあります。辛いですよね。
ほんと、思い出したくないのに急に降ってくるアレ困りますよね。
私がとっている方法があるので、ここに書きます。
①予防
②対処
の2段階です。
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①予防
できるだけ思い出さないで暮らす。
→例えば、嫌なものそのものと、トリガー(関連・想起するもの)から距離を置く。
例えば私の場合、下記のように距離を置いて生活しています。
パニック予防策です。
通勤に使っていた路線には乗りません。思い出すから。
職場の地名が出てくる本やメディアからは距離を置きます。思い出すから。
ハラッサーと同じ苗字の人とは喋れません。不安でいっぱいになってフリーズするから。
でも、万全を期したはずが思い出しちゃうこと、ありますよね。
だから
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②対処
思い出しちゃった時の選択肢を用意しておく。
→コーピングリストを作っておく。回復魔法を用意しておく。
思い出しちゃったら、冷静に解決策を考えるなんて私はほぼ不可能です。
急に涙が出てくる、食欲減衰、思考停止、時としては希死念慮。
だから、比較的安定しているときに、選択肢を準備しています。
コーピングリストを作っておく。
ストレスに適切に対処するリスト。できれば100個くらい!認知行動療法の一つです。
簡単にできることがいいです。楽しいことや気持ちが落ち着くこと。
私のコーピングリストの一部には「爪を切る」「あったかい緑茶をゆっくり飲む」「裸でベッドに横たわる」「Twitterでコジコジbotを眺める」なんてものも入れています。
回復魔法を用意しておく。
好きな言葉や台詞・歌詞、元気が出る風景・動物・推しの写真等を、目につくところに常備するか持ち歩きます。
Wrapという心理療法の一つです。
トイレの座った高さに「コウペンちゃん」の日めくりカレンダー(褒めてくれる)
ピアノの上に「コジコジ」の日めくりカレンダー(ゆるくいいこと言う)
家中の電気スイッチの上にコジコジの名言付きウォールステッカー(同上)
を貼っています。
一人でいて頭がネガティブなことでいっぱいになってどうしようもないとき。
私はとりあえずトイレに直行します。清潔なトイレは、攻撃される心配もありませんし、安全です。
パンツを下ろします。お腹周りが解放されて呼吸しやすくなります。
便座に座ります。
目の前にコウペンちゃんが現れ、例えば 「寝て起きたの?えらーい!」 という言葉が現れます。
外出先だとしてもトイレに駆け込みます。そして自分が落ち着く言葉をボーッと眺めます。
30分くらい座りっぱなしで痺れることも(苦笑)
備あれば、憂いなし。
小さな安全基地をたくさん作るの、おすすめです。