春から放送大学、あとお茶
春から、放送大学の選科履修生になります。
昨日、学費の支払いを済ませました。
私は、4年制大学を卒業し「学士(教育)」を持っています。
学士とは
大学における教育の課程の修了に係る知識・能力の証明として、学術の中心として自律的に高度の教育研究を行う大学が授与するものという原則は、国際的にも定着している。
というものです。
ちなみにWikipediaによると
- 現在の学位の1つ。博士の学位、修士の学位および専門職学位に準ずる。この項目で解説する。学士の学位は「学士(専攻分野)」と表記される。通称して学士号といわれる。学士に準ずる学位として短期大学士、学位に準ずる称号として準学士がある[1]。
- 1991年の学校教育法および学位規則の改正まで、大学を卒業した者に与えられていた称号。現在の「学士の学位」の前身。専攻分野ごとに定められた固有の名称を称した(例)法学…法学士、経営学…経営学士。
とあります。
私の学位は1992年以降に取得した「現在の学位」です。
修士持ちは大学院修士課程を出ていて、博士持ちは博士課程を出ていることが一般的です。
しかし!博士課程に在籍していなくても、研究歴や論文、実績を大学に認められれば、博士号を取得することは可能です。(俗に「論文博士」と呼ばれる)
ただ、(入試と学費納入を済ませ)大学院博士課程に在籍していれば当たり前に享受できる「ゼミ参加や教授による論文指導」が、論文博士はありませんので、取得は超大変です。
話を戻します、私は学士(教育)です。
大学全入時代だなんだマスコミは言いますが、学士という学位をいただいています。
学士としてオッケー出せるくらいにこの人は勉強してきましたよ、という証明です。
しかし、私は最近心配になりました。
私は、学士相応の知識と知見を持っているだろうか、と。
心配になった大きなきっかけは、下記の二つです。
①教員免許更新講習を受けた際、久しぶりに耳にした用語が珍紛漢紛(とまでは言わないが、知識があやふやだと感じた)
②保育士資格をそのうち取ろうと開いた参考書の教育心理ページを見て「フレーベル…絵本の背表紙によく書いてあるけど人名だったか…」「ペスタロッチって聞いたことあるけど、何した人?」
普段生活する上でも、また教育職として日常的に労働する上でも、フレーべルやペスタロッチの名前を口にする必要は皆無です。
しかし、私は
①学士(教育)で、また教員免許も持ち
②教育職としてお金をもらって働いた経験があり
③今後も教育職としてお金をもらって働く意思がある
ということは、大学時代に学んだ教育法規や教育心理について「先人の知恵」として学び直し今後に活用していくことは役に立ちます。
何より「学位(教育)」と胸を張って言える。(言わないけど。)
そうこう考えているうちに、最近ますます関心がある「特別支援教育」について私の理解は浅すぎる、もっと学びたいぞ!と思いました。(唐突だなおい)
そして、せっかくなら免許も取りたいぞと思い立ちました。(唐突だなおい2回目)
調べたところ、放送大学なら5万円ちょっと(入学金+8単位分の授業料)で特別支援の2種免許を取得できることが発覚。
そして、放送大学の講義は、その道の詳しい方(多くは他大学の教授)たちが授業を受け持っていると発覚。
星槎大学や佛教大学の通信でも取得可能だけど放送大学は断然安い。
そんなわけで、その日のうちに資料を取り寄せ、放送大学に選科履修生として出願。
無事合格、昨日入金を完了しました。
しかし高まった知識欲、おさまらず。
今回履修するのは4科目8単位ですが、放送大学のテレビ・ラジオで他にも7つの番組を視聴する予定です。
例えば・・・
はじめての気象学 ← 幼少期から天気に興味がありお天気お姉さんになりたかった
西洋音楽史 ← 趣味。
初歩のイタリア語 ← 大学の第2外国語で取ったけどすっかりさっぱり忘れた
ね、面白そうでしょ。
それから最後に。
10数年ぶりに茶道を再開しました。
季節の移ろいや、無駄のない一連のお点前、道具の由緒、先生とのやりとり、亭主お客様それぞれの振る舞い。
あとお菓子。
何をとっても面白い。
今年、私は
放送大学で、学士(教育)の学位に恥じぬよう、見識を広げ、深めたい。
茶道を通して自分の器を豊かにしたい。
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