抑うつ≠うつ病①
「私、うつかもしれない」
そんな言葉を見聞きすることがしばしばありますが、抑うつ気分・抑うつ状態・うつ病はそれぞれ指すものが違います。
巷には「〇〇でうつ抜けしました」「私うつでした」そんな体験談がワンサカあります。
でも、医学的には「うつ」という診断はありません。
抑うつ状態と診断されたから「うつ病」というわけでもありません。
とりあえず辛い、それをなんと言ったらいいかわからない
薬を処方された、どうやら抑うつの治療に使うらしい、うつという言葉が入っているから私はうつ病なんだ
そんな感じの使われ方のように感じています。
私はお通じ💩に例えると、こんな感じに解釈しています。
抑うつ気分の程度💩
→最近ちょっと腹具合が良くない。ギュルギュル、硬くて出すの辛い、冷えるとピーピー
→生活習慣の改善や腹巻でまあなんとか過ごせる程度
抑うつ状態の解釈💩
→便秘or下痢で薬を使わないと日々の排便がスムーズにいかない。
→医薬品を常用または病院のお世話になる程度。
→ホルモン系や大腸の病気かもしれない、でも緊急手術等が必要なほどではない。
うつ病の解釈💩
→慢性的な便秘or下痢で薬が手放せないor薬嫌いゆえにトイレに1時間篭る毎日。
→周りから病院に早く行けと言われる。
→たまに実は便器が真っ赤に染まる。
→腸閉塞、大腸癌、子宮筋腫、鼠蹊ヘルニア等を疑われるくらい症状がいっぱい。
辛い気持ちは共通点があるかもしれないけど、混同するものではないと私は思っています。
上記の💩で言うと
大腸癌の人にバナナヨーグルトを勧めても気休めにはなれど腫瘍は消えない(はよ病院行って)
ちょっとした便秘の人に抗がん剤や手術や介護食は要らない(睡眠運動栄養見直そう)
と近いと考えるからです。
次回、もうちょっと真面目に書きます。