あまり動かない、ト音記号。
前回、「動く、ヘ音記号」という記事を書きました
前回登場したある人から。。。
もしかして、ト音記号も動くのでは・・・?と言われました。
動かせます、理論上は動かせるのです。
動かせるのですが、ごめんなさい。今は殆ど動かさないのです。
18世紀半ば頃までは使ったのですが、ここ250年くらい使っていないのです。
でも無理矢理動かします。
あっ、ト音記号って何だっけ、というあなたへ。
これです。
(ト音ってソのこと)
ドイツ由来のあなたへ。
G Schlüssel
いやいや英語圏です、というあなたへ。
G Clef
ピアノの真ん中よりちょっと上のGの音(日本ではト音)(イタリア語ではLaの音)の場所を表した記号です。
基本の位置は、これ。(高音部記号、ヴァイオリン記号ともいう)
下から2番目の線を囲むように書き始めてるから、
下から2番目の線に刺さってる白丸音符が、ト!
じゃあ、動かしてみよう♡
ちょっと上げてみる(見たことないけど理論的には可能)
下から3番目の線を囲むように書き始めてるから、
下から3番目の線に刺さってる白丸音符が、ト!
ちょっと下げてみる(見たことある、小ヴァイオリン記号ともいう、でもここ250年くらい使われてない)
1番下の線を囲むように書き始めてるから、
1番下の線に刺さってる白丸音符が、ト!
結構上げてみる(見たことないけど理論的には可能だぞ!)
おおおおっとー!
下から4番目の線を囲むように書き始めてるから、
下から4番目の線に刺さってる白丸音符が、ト!
追記:誤植がありましたので、訂正しました。
2020.04.09