ハ音記号という存在。
前回、「あまり動かない、ト音記号。」という記事を書きました。
前々回、「動く、ヘ音記号。」という記事を書きました。
ハ音記号という音部記号がこの世には存在します。
世の中の皆さんの知名度は、如何ほどでしょうか。。。
私の周りで「ハ音記号って知ってる?と訊ねたところ、知名度は3割以下でした。
オーケストラでは、ヴィオラやチェロ、ファゴットやイングリッシュホルン、アルトトロンボーンやテナートロンボーンやホルンあたりの楽器の方にとっては、お馴染みと思います。
もしよければ、見てやってください。
ハ音記号って、これです。
ドイツ由来のあなたへ。C Schlüssel
いやいや英語圏です、というあなたへ。C Clef
ヘ音記号は、へ音の場所を表した記号。ト音記号はと音の場所を表した記号。
ということは!
ハ音記号は
ピアノの真ん中のCの音(日本ではハ音)(イタリア語ではDoの音)の場所を表した記号です。
下から3番目の線がこの記号の真中だから
下から3番目の線に刺さってる白丸音符が、ハ!
(これはアルト記号と呼ぶらしい、たまに聞く)
じゃあ、動かしてみよう♡
一番下から(ソプラノ記号ともいうけどそんな呼び方してる人実際に見たことはない)
一番下の線がこの記号の真中だから
一番下の線に刺さってる白丸音符が、ハ!
一段上げてみる(メゾソプラノ記号ともいうけどそんな呼び方してる人実際に見たことはない)
下から2番目の線がこの記号の真中だから
下から2番目の線に刺さってる白丸音符が、ハ!
もうちょい上げてみる(テノール記号とも以下略)
下から4番目の線を囲むように書き始めてるから、
下から4番目の線に刺さってる白丸音符が、ハ!
さらに上げてみる(バリトン記号とも以下略)
下から5番目(1番上)の線を囲むように書き始めてるから、
下から5番目(1番上)の線に刺さってる白丸音符が、ハ!